精油がもたらす作用~その2~ [基礎知識]

前回に紹介した精油がもたらす作用の続きを紹介しようと思います。

・抗菌作用、殺菌作用など

植物というのは動物と違って、移動するということができません。
そのため、周辺の環境を整備するとともに、自分自身で身を守っていかなければなりません。
そこで、自分自身の身を守るために、抗菌物質を出す力を持ち合わせているのです。

そのような力を持った植物からできている精油には、

「抗菌作用」・・・細菌の増殖を抑制
「殺菌作用」・・・菌を殺す
「抗ウイルス作用」・・・ウイルスの増殖を抑制
「抗真菌作用」・・・真菌(カビ)の増殖を抑制
「殺虫・虫除け作用」・・・虫を殺したり除ける

といった素晴らしい効果があるのです。

・生体リズムの調節作用
生体リズムというのは、自律神経のバランスのことです。
例えば、ラベンダーのオイルを時差ぼけ防止に活用する、また、眠れない時などにラベンダーの香りを嗅ぐことで、睡眠を促してくれる。
といったようなことが精油には含まれております。

これらのように、精油には、人が本来持ち合わせている生体リズムを調整しくれる機能もあるのです。

ストレスの多い現代社会では、仕事が忙しく、生活のリズムが乱れている時に、自律神経のバランスは乱れることが多いのです。

元々、人には自然治癒力といったものが備わっていて、リラックス状態になっていると、自律神経のバランスも維持され、自然治癒力も高まるのです。

このような、植物の力を持ったアロマテラピーを利用することで、心身ともにリラックスさせ、正常な生活リズムを取り戻していきましょう。

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